柏市議会 > 2020-11-27 >
11月27日-01号

  • "耐震補強"(/)
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  1. 柏市議会 2020-11-27
    11月27日-01号


    取得元: 柏市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    令和 2年  第4回定例会(12月定例会)       柏市議会令和2年第4回定例会会議録(第1日)                    〇                                 令和2年11月27日(金)午後1時開議議事日程第1号 日程第1 議席の一部変更の件 日程第2 会期の決定 日程第3 会議録署名議員の指名 日程第4 市政一般報告 日程第5 議案(第1号~第30号) 日程第6 委員会提出議案第3号 日程第7 休会に関する件                               本日の会議に付した事件 議事日程に同じ                               出席議員(36名)     1番 内 田 博 紀 君       2番 矢 澤 英 雄 君     3番 鈴 木 清 丞 君       4番 浜 田 智香子 君     5番 佐 藤   浩 君       6番 大 橋 昌 信 君     7番 北 村 和 之 君       8番 小 川 百合子 君     9番 桜 田 慎太郎 君      10番 福 元   愛 君    11番 村 越   誠 君      12番 阿比留 義 顯 君    13番 武 藤 美津江 君      14番 日 下 みや子 君    15番 林   紗絵子 君      16番 岡 田 智 佳 君    17番 山 下 洋 輔 君      18番 塚 本 竜太郎 君    19番 小 松 幸 子 君      20番 中 島   俊 君    21番 円 谷 憲 人 君      22番 後 藤 浩一郎 君    23番 助 川 忠 弘 君      24番 石 井 昭 一 君    25番 平 野 光 一 君      26番 渡 部 和 子 君    27番 松 本 寛 道 君      28番 上 橋   泉 君    29番 末 永 康 文 君      30番 橋 口 幸 生 君    31番 田 中   晋 君      32番 林   伸 司 君    33番 古 川 隆 史 君      34番 山 田 一 一 君    35番 坂 巻 重 男 君      36番 日 暮 栄 治 君                               欠席議員 な し                               説明のため議場へ出席した者   〔市長部局〕   市  長  秋 山 浩 保 君     副 市 長  鬼 沢 徹 雄 君水道事業管理者  成 嶋 正 俊 君     総務部長  髙 橋 直 資 君   〔教育委員会〕   教 育 長  河 嶌   貞 君   〔監査委員〕 代表監査委員  加 藤 雅 美 君                               職務のため議場へ出席した者   事務局長  松 山 正 史 君     議事課長  渡 邊 浩 司 君  議事課主幹  荒 川   満 君    議事課主査  藤 村 優太郎 君  議事課主任  小 林 弘 樹 君    議事課主事  前 原 那 波 君  議事課主事  齊 藤 幹 太 君                    〇                         午後 1時開会 ○議長(助川忠弘君) これより柏市議会令和2年第4回定例会を開会いたします。                    〇                         午後 1時開議 ○議長(助川忠弘君) 直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(助川忠弘君) 日程に入ります。                    〇 ○議長(助川忠弘君) 日程第1、議席の一部変更の件を議題といたします。 お諮りいたします。 会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付の議席表のとおり議席の一部を変更することに御異議はありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 御異議なしと認めます。よってお手元に配付の議席表のとおり議席の一部を変更することに決しました。 ○議長(助川忠弘君) ここで本定例会の招集について市長に挨拶を許します。市長秋山浩保君。              〔市長 秋山浩保君登壇〕 ◎市長(秋山浩保君) 本日ここに令和2年第4回定例会を招集しましたところ、議員の皆様には大変お忙しい中を御参集いただき、誠にありがとうございます。 今定例会には既に御案内のとおり、新型コロナウイルス感染症対策事業を中心としました令和2年度柏市一般会計補正予算について及び柏市教育福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について等の議案を提案いたします。よろしく御審議をいただき、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、簡単でございますが開会に当たっての挨拶とさせていただきます。 ○議長(助川忠弘君) この際、諸般の報告を報告をいたします。              〔末尾参照〕 ○議長(助川忠弘君) まず、地方自治法第121条の規定による説明員出席要求に対し、当局から説明員職氏名の通知がありました。また、令和2年第3回定例会において採択と決しました請願につき、関係当局に対し善処方を要望し、送付しておきましたところ、その処理の経過及び結果について報告がありました。また、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分についてが報告されました。また、教育委員会から教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書が提出されました。いずれも各位のお手元に配付の印刷物により御了承願います。次に、議会の事務報告についてでございますが、お手元に配付の印刷物により御了承願います。次に、令和2年第3回定例会において可決した意見書でありますが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対応するための地方税財源の確保を求める意見書については内閣総理大臣総務大臣財務大臣経済産業大臣経済再生担当大臣宛て、防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書については内閣総理大臣総務大臣国土交通大臣国土強靭化担当大臣、内閣府特命担当大臣宛て、令和3年度教育予算拡充に関する意見書については内閣総理大臣総務大臣財務大臣文部科学大臣宛て義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書については内閣総理大臣総務大臣財務大臣文部科学大臣宛てそれぞれ送付しておきましたので、報告いたします。 以上で報告を終わります。                    〇 ○議長(助川忠弘君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月18日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議はありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 御異議なしと認めます。よって会期は22日間と決定いたしました。                    〇 ○議長(助川忠弘君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において小川百合子さん及び松本寛道君を指名いたします。                    〇 ○議長(助川忠弘君) 日程第4、市政一般報告を求めます。市長秋山浩保君。              〔市長 秋山浩保君登壇〕 ◎市長(秋山浩保君) 令和2年第4回定例会の開会に当たり市政運営の主要な事項について、その概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 初めに、新型コロナウイルス感染症に関連する事項について御報告いたします。まず、本市における感染状況についてです。現在全国的に新規感染者が増加している中、本市においても11月20日の公表時点までの陽性者数は513人となっており、新規感染者増加傾向にあります。特に9月以降は、市内医療機関県立高等学校市立小学校、飲食店、スポーツチームにおいて集団感染が発生しました。なお、集団感染は小康化しておりますが、現在も新規陽性者数は1週間当たり80人から90人で推移しております。今後は、季節性インフルエンザの流行が懸念されることから、医療・衛生対策として診療・相談体制を強化するため、まずは身近なかかりつけ医を経由し、県が指定した発熱外来医療機関を紹介する仕組みを保健所において準備しております。加えて、重症化リスクが高い高齢者等への対策として、集団感染防止の観点から、高齢者障害者施設への新規入所者等を対象とするPCR検査を導入するため、現在準備を進めております。また、市内の新規感染者の増加を踏まえ、11月20日に柏市新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、保健所体制強化を決定したほか、職員間の感染拡大防止用アクリル板配備や定期的な換気の徹底により、感染の拡大防止に向けた対策に万全を期すよう全庁的に指示しております。市民の皆様や事業者の皆様におきましても、いま一度日々の感染予防の行動を見直していただき、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止に御協力をお願いいたします。 次に、経済支援について御報告いたします。まず、11月15日に実施された柏市商店会連合会によるプレミアム商品券事業について、販売場所の1つである柏駅ダブルデッキ上の販売が混乱により販売中止となりました。現在柏市商店会連合会において販売方法を改め、抽選販売として事業を実施しております。本市としましても円滑な事業の実施に向けて支援をしてまいります。次に、市内中小事業者などの事業活動の継続や雇用確保支援を目的とした中小企業支援給付金については、8月末日で申請受付を終了し、これまで延べ8,016件、合計16億3,200万円の支給を完了いたしました。また、新たな経済支援として、市内事業者や農家が連携し、新しい生活様式に対応した商品やサービスの開発、販路拡大に向けた取組に対し、費用の一部を支援する柏市チャレンジ支援補助金申請受付を開始しているほか、さらなる追加支援として中長期的に売上げ減少が生じている中小事業者に対し、従業者数及び売上金額に応じて事業の継続支援を目的とする新たな支援金制度の創設に向け、準備を進めております。次に、市独自の生活支援策として、対象者を拡大し実施しているかしわ新生児特別給付金については、11月15日までに出生届の確認ができた対象者約1,800名に対し順次申請書を送付しております。引き続き、今後出生する新生児につきましても、円滑に支給の手続が行えるよう準備を進めております。 続いて、新型コロナウイルス感染症対策を含む財政運営についてです。本定例会における補正予算案について、一般会計では国、県支出金などを財源に新型コロナウイルス感染症対策事業として、衛生資材の拡充、感染症医療費公費負担のほか、小中学校のタブレット端末活用のための学習環境整備強化について所要額を計上するなど、緊急度優先度の高い事業の経費を計上しました。このほか繰越明許費の追加及び変更、工事発注平準化などのための債務負担行為の追加、地方債の追加及び変更を行います。特別会計では、柏都市計画事業北柏北口土地区画整理事業特別会計繰越明許費の設定を行います。企業会計では、下水道事業会計継続費の変更、工事発注平準化のための債務負担行為の設定を行います。 続いて、新型コロナウイルス感染症対策以外の主要事項について御報告いたします。初めに、スポーツに関連する事項についてです。本市のホームタウンチームである柏レイソルが2013年以来7年ぶりに2020JリーグYBCルヴァンカップ決勝へ進出しました。新型コロナウイルス感染症の影響により決勝戦が延期となりましたが、この苦難を乗り越え、すばらしい試合を柏市民に見せていただけるものと期待しております。また、大相撲においては、柏市出身の隆の勝関が前頭筆頭として臨んだ大相撲月場所において好成績を収め、その勢いのまま11月場所では麒麟児以来となる柏市出身力士関脇誕生となりました。今後のさらなる飛躍を期待しております。 次に、ラグビーを通じた地域振興についてです。2022年1月以降に開幕を予定しているラグビー新リーグにNECグリーンロケッツが参入するに当たり我孫子市と本市がホストエリアとして選定されました。これを機に、NECグリーンロケッツラグビーを通じた地域振興地域貢献の協働取り組みに関する協定を12月に締結いたします。今後多くの市民の皆様に対し、魅力あふれる事業を展開していくとともに、国内トップクラスの試合が本市で開催されることとなります。引き続きNECグリーンロケッツ我孫子市・本市がスクラムを組み、「ワンチーム」としてスポーツを生かしたまちづくりを進めてまいります。 次に、広報かしわについてです。市民の皆様に広く市政情報をお届けする場を増やすため、市内コンビニエンスストア広報かしわの配架を進めております。具体的には8月1日号からファミリーマート41店舗への配架を始めており、12月1日号からはセブンイレブンの51店舗に配架を開始いたします。今後はコンビニエンスストアだけでなく、日常的に利用する駅や大型商業施設などへも配架するとともに、広報かしわが入手しやすい環境を整えてまいります。 次に、ご遺族支援コーナーについてです。10月15日から御遺族が必要な手続をサポートするご遺族支援コーナーを開設し、各種手続のサポートを行っております。国民健康保険介護保険など関連する手続の一部をワンストップ化したことにより、手続に時間がかからなかったなど、利用者の皆様からは好評をいただいております。今後も御遺族に寄り添った御案内に努めてまいります。 次に、教育福祉会館リニューアルオープンについてです。教育福祉会館耐震補強及び大規模改修工事が11月13日に竣工いたしました。本工事により災害時避難所となった際の耐震性を確保したほか、多機能トイレ増設などのバリアフリー対応照明LED化などの省エネ化を行いました。加えて、本工事に伴い、中央公民館受付窓口社会福祉協議会ボランティアセンター窓口の一体化や支援が必要な方の総合相談窓口の設置、多世代の方が相互に交流できる場を新たに設けており、今後一層教育と福祉が相互に連携する取組を進めてまいります。また、リニューアル後の運営につきましては、市民や利用団体、有識者などで構成される協議会を設置し、まちづくりの拠点として、地域課題の解決に取り組んでいくとともに、市民による地域の自立的運営を促進していきたいと考えております。なお、休館している中央公民館の貸出しにつきましては、令和3年1月18日から再開予定であるほか、本定例会におきまして教育福祉会館内における従来の福祉センターを廃止し、総合福祉センターを設置するとともに、総合福祉センター内の施設利用を拡大するため、柏市教育福祉会館条例の一部を改正する議案を上程しております。 次に、ひとり親家庭等医療費等助成制度についてです。千葉県の制度改正に伴い、11月1日から県内医療機関にて受給券を提示することで、受給券記載自己負担額にて受診ができるようになりました。自己負担額は、児童と非課税世帯保護者が無料となるほか、課税世帯保護者は、通院1回、入院1日当たり300円となります。受給券は、10月21日から児童扶養手当の現況届を提出した対象世帯へ順次発送しております。 次に、柏駅西口北地区市街地開発事業についてです。柏駅西口北地区市街地開発準備組合が検討を進めている公共公益施設施設計画(案)の概要について、10月12日より約1か月間意見募集を実施しました。募集の結果、都市計画道路交通広場交流広場などの公共公益施設に関することを中心に、55名の方から延べ118件の御意見が寄せられました。市としましては、これらの御意見に対する市の考え方をホームページに公表し、公共性の高い施設整備については準備組合と調整しながら検討を行うとともに、商業施設などの施設整備案については市が集約して準備組合に検討を求めてまいります。また、今後準備組合においては、いただいた御意見を踏まえた上で、都市計画提案に向けた素案を取りまとめることとなります。その後地権者合意形成が図られ、令和3年春頃に都市計画提案を行うことを目指していると聞いております。引き続き、柏の駅前にふさわしいまちづくりの推進に加え、再開発事業の円滑な実施を支援する立場から、準備組合を指導、助言してまいります。 次に、千葉柏道路についてです。千葉柏道路については、令和2年6月3日に国や県などで構成する千葉県道路協議会において、千葉県北西部地域における新たな道路軸となる千葉柏道路の野田市から印西市間について新たな検討の場を立ち上げ、検討を進めるとの見解が出されました。これを受け、10月28日に国、県のほか本市を含めた沿線市による千葉北西連絡道路検討会を設立するとともに、11月2日に千葉県、我孫子市、印西市、野田市及び本市により、アミュゼ柏においてシンポジウムを合同開催し、新たに千葉北西連絡道路として広く周知を図りました。今後も地域のポテンシャルを引き出す可能性を秘めた千葉北西連絡道路の実現に向け、県及び関係市と協力し、取り組んでまいります。 最後に、令和2年国勢調査についてです。令和2年国勢調査は、10月1日を基準日として全国一斉に実施されました。今回は、新型コロナウイルス感染対策を講じながらの調査で、様々な面で御不便をおかけいたしましたが、回答に御協力をいただいた皆様並びに調査に御尽力いただいた国勢調査員の皆様に感謝を申し上げます。 以上新型コロナウイルス感染症に対する対策と市政運営の主要な事項等についてその概要を申し上げましたが、今後も市政発展のため鋭意努力してまいる所存でありますので、議員各位の一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げ、市政報告とします。                    〇 ○議長(助川忠弘君) 日程第5、議案第1号から第30号までの30議案を議題といたします。 お諮りいたします。 本30議案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議は。ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 ○議長(助川忠弘君) 議案第25号から第27号の3議案について一括して質疑を許します。 質疑は3問制で行います。内田議員。 ◆1番(内田博紀君) 議題となっております議案の第26号、第27号についてお尋ねをいたします。まず、今回の引下げの原因となっているのは、コロナウイルス感染症の影響であるというふうな認識でいるんですが、人事院勧告をやっぱりこういう状況の場合は一律に受け入れるのではなくて、各自治体の実情に合わせていく必要があると思います。そこでお尋ねいたしますが、人事院勧告を準用していない自治体というのは把握していらっしゃるでしょうか、お示しください。それから、本市においては15万人以上の人口を有する自治体でございますので、人事委員会もしくは厚生委員会の設置が義務づけられておりますが、本市においては人事委員会ではなくて厚生委員会としておりますが、その設置理由について、人事委員会でなく厚生委員会である理由についてお示しください。3点目につきましては、今回の引下げに関して職員労働団体からはどのような意見や懸念が示されたのでしょうか。以上についてお尋ねいたします。以上で第1問を終わります。 ○議長(助川忠弘君) 総務部長
    総務部長髙橋直資君) まず、1問目ですが、人事院勧告に準拠していない団体については把握しておりません。2点目ですね。人事委員会を設定しないということにつきましては、柏市において人事委員会を設置する人口規模にないという判断の中で、現在千葉県市町村総合事務組合において厚生委員会を共同設置しておりますので、その対応で十分足りると考えております。あと、3点目、組合からの要望ですけれども、やはり職員についてよりも、会計年度職員の対応についての要望がございました。以上です。 ○議長(助川忠弘君) 内田博紀君。 ◆1番(内田博紀君) それでは、再質問いたします。まず、人事院勧告に準拠していない自治体は、担当者の話ですと、これは特別職でございますが、野田市がそれに該当しているというふうに聞いているんですが、それは事実でしょうか。それから、今の説明ですと、厚生委員会で十分だということでございますけれども、私は人事委員会をこういうコロナ情勢だからこそしっかり設置して、本市の独自の給与施策を検討していくべきものと考えますが、今後そういう意向があるかどうか。この2問については副市長にお尋ねいたします。 ○議長(助川忠弘君) 副市長。 ◎副市長(鬼沢徹雄君) お答えいたします。私も野田市さんがその人事院勧告に準じないという、準じていないということについては、ちょっと詳細は把握しておりません。それから、人事委員会を設置しないかということでございますけども、やはり独自に設けることのメリットはあるんですけども、ただ設けるとなると相当の人員を確保して対応しなきゃいけないというところがありますので、現時点ではやっぱりちょっとそれは難しいかなというふうに思っております。以上です。 ○議長(助川忠弘君) 第3問、内田博紀君。 ◆1番(内田博紀君) まず、全国的にやはり人事院勧告に準拠しないで、独自の給与体系人事委員会等で設置している自治体を調査していただきたいですし、人事委員会の勧告に準拠しないで給与体系を提案し、議会で議決している自治体なんかも調査していただきたいと思います。それから、職員につきましては、このコロナ情勢の中で引下げということでございますが、かなりこの間不眠不休という具合に、かなりの労働が強いられていると思います。やはりここは引き下げるということではなく、引上げも問題でございますので、やっぱり私は据え置くべきだということは主張しますし、人事委員会につきましても最初から難しいということではなくて、これから感染症や災害等いろいろなことで問題が起きてまいります。そのときに、職員は過重労働が強いられていく場合などもございますので、これについては、人事委員会の設置については15万人以上の自治体でございますので、設置していただきたいことを要望申し上げまして私の質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長(助川忠弘君) 渡部和子さん。 ◆26番(渡部和子君) 何点か伺います。今組合の話も出ておりましたけども、その交渉の経過についてお示しいただきたいと思います。何回くらい交渉やって、妥結はいつだったのかですね。今回の引下げは、勤勉手当ではなく期末手当引下げになっています。これはなぜ期末手当なのか。これは、人事院が指定するのかどうか。これまで過去6年間引き上げられてきました。その引き上げてきたときは、期末手当ではなく勤勉手当だったと思います。これについては確認をさせてください。それと月例給についてなんですけども、今回人事院から月例給については勧告はありませんけれども、今後引下げが予定されているのかどうか、分かりましたらお示しください。5点目になりますが、期末手当を引き下げるということは、当然ながら地域経済への影響というのも大きいと思います。それについては、柏市ではどのように捉えているか。次、職員のモチベーションについてなんですね。当然引き下げですから、これは影響すると思います。その辺の柏市の認識についてお示しください。人事院の調査ですけども、今回はコロナ禍ということで、通常と違った調査が行われたのではないかと思います。調査についても私は不十分ではなかったかなと思うんですけども、いつもと違った調査について、その内容についてお示しいただきたいと思います。 次に、第27号についてですけど、会計年度の任用職員についてです。これは確認ですけども、会計年度任用職員については期末手当だけ支給されていて、勤勉手当は支給されていない。これでよろしいかどうか。それと人事院は、会計年度任用職員について何らかの勧告を行ったのかどうかについてお示しください。 ○議長(助川忠弘君) 総務部長。 ◎総務部長髙橋直資君) まず、1点目の組合交渉に関しましては、事務折衝は数回行っておりまして、組合交渉としては各組合1回となっております。次に、なぜ勤勉手当ではないかというか、それの労働性を重視したことから期末手当の減額になっていると理解しております。あと、引下げのモチベーションの関係ですか。職員にとっては、やはり期末手当が減額されるということは、モチベーションが下がることもありますけれども、それ以外の勤務状況を上げていくことでその辺はクリアしていきたいと考えております。あと、地域経済につきましては、やはり公務員だけではなく、民間の企業におきましてもやはり賃金低下していることは十分考えなければなりませんけれども、やはり給与の均衡性ということを考えれば、公務員の減額もやむを得ない。その分何らかの形での対応を今後、今市で考えてきているところだと理解しております。あと、人勧の調査につきましては、これ期間的なものもありまして、やはりボーナスについては昨年度からこの夏頃にまたがっていたりとか、やっぱり基準については4月を基準に考えておりますので、それが適切であったかどうかはちょっと何とも言えませんけれども、場合によってはもっと減額があってもいいのではないかというところは考えるところでございます。あと、じゃ次に、会計年度職員になりますけれども、期末手当のみで、勤勉手当については、これは国のほうで勤勉手当は支給しないということになっております。期末手当のみです。あと、人事院勧告についても、これは含まれておりません。以上です。申し訳ございません。 ○議長(助川忠弘君) 第2問、渡部和子さん。 ◆26番(渡部和子君) 私1問目で伺ったのは、今回は期末手当のほうが引下げになっています。引き上げられるときというのは勤勉手当なんですね。ですから、その勤勉手当とか期末手当で引き下げたり引き上げたりというのが、人勧のほうでこれは指定するのかどうかというのを1問目に伺いました。なぜそれを聞いたかというと、結局引き上げるときは、引上げは勤勉手当で、引下げ期末手当ということになりますと、成績主義がより強化されるんではないかなって思うわけですね。つまり職員間の賃金に格差がより広がると。もともとその期末手当というのは生活給なわけですから、その性格を変えてしまうのではないかと思われますが、その点はどうでしょうか。会計年度任用職員についてですけども、12月は引下げを見送ったわけですけども、来年度からは正規職員に準じて0.05月減額すると。そもそも会計年度任用職員の場合は時給が低いわけですね。他市とのいろんな比較もいただきましたけれども、もちろん柏市が高い職種もありますけども、かなり低い職種もあります。そういったところの引上げとか改善がなされなければ、ただ単にもう引下げということになってしまいますので、今後会計年度任用職員については時給の引上げも検討するのかどうか。コロナの影響が地域経済に大きな影響を及ぼしています。だからこそ柏市も中小企業など支援策を検討しているわけですよね。今回職員の給与が下がれば、消費に回るお金というのも実際に下がると思います。地域経済への影響を考えたとき、こういう議案を出すときに、例えば経済産業部などとの協議はあるのかどうか。それと、先ほども議論ありましたけども、そもそも人事院の勧告については、これは法的に拘束力があるのかどうか、従わなければならないということなのか、あるいは独自に従わないということもできるのかどうかは確認させてください。 ○議長(助川忠弘君) 総務部長。 ◎総務部長髙橋直資君) 人事院勧告の今まで勤勉手当上げてきたというところで、上げますと、能力主義ってところありますので、やる気のある人材につきましては上げていこうという表れだと思っています。会計年度の引上げにつきまして、やはりこれも、やはり人事院勧告にのっとって、民間との給与の均衡を図っていかなければならないということで、これは0.25の引下げはやらざるを得ないと。ただ、やはり近隣市との報酬等の均衡もありますので、その辺は状況見ながら、引上げについても可能であれば考えていくという考えはあります。 ○議長(助川忠弘君) 副市長。 ◎副市長(鬼沢徹雄君) 人事院勧告に従わざるを得ないかどうかということなんですけども、これまでも職員の給与につきましては、引上げについても引下げについても人事院勧告に準じて行ってきておりますので、決して従わなきゃいけない義務があるわけではないんですけども、やはり組合との協議も含めて、人事院勧告に準じて行ってきたという経緯がございますので、今後についても人事院勧告に準じた給与改定を行っていくということには変わりないと思います。以上です。あと、地域の影響についてですけど、地域経済の活性化については別の施策の中でしっかり考えていくべきものと考えております。以上です。 ○議長(助川忠弘君) 第3問、渡部和子さん。 ◆26番(渡部和子君) 今もあったように、人事院のその勧告は、従わなければならないということではない。つまり法的拘束力はないわけです。私は、これは柏市が独自に、やはり柏市全体の経済状況とか考えて、引下げをしないという判断も当然あってしかるべきだったのではないかなと思います。月例給についてなんですけども、これはもちろん分かりません。しかし、引下げの勧告がなされるかもしれないということは、これいろんなところで目にするんですよね。それで、私1問目でその調査について聞きましたけども、実地調査というのを今回はやっていません。月例給については実地調査してますが、一時金については実地調査ではないんですね。私は、これは不完全な調査だと思います。そういった不完全な調査で不利益を押しつけるというのは到底容認できません。人事院総裁の談話というのももちろん見ました。その中では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や大規模な自然災害などの危機的な事態が発生する中で、全国各地で公務員が国民の安全安心を確保するために日々全力で職務に邁進していると、心から敬意を表するという、こんな言葉もあるんですね。敬意を表しながら、やっていることというのが引下げですから、本当に大きな矛盾だと思っています。やはりそういうことではなく、柏市自身が独自の考え方にのっとって、柏市の職員だって今コロナで非常に大変な中頑張っているわけですから。そういう頑張りにぜひ報いるような改定、いわゆる今回のような引下げというのは行うべきではないということを最後に申し述べて終わります。 ○議長(助川忠弘君) 総務部長。 ◎総務部長髙橋直資君) 先ほど副市長の答弁、ちょっと若干訂正なんですけれども、人事院勧告に従わなきゃならない理由は、地方公務員法で、国及び民間の給料を考慮して決めなければならないということが明記されておりますので、それに従って引下げるということになっております。以上です。 ○議長(助川忠弘君) そのほかございますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ○議長(助川忠弘君) お諮りいたします。 本3議案については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ○議長(助川忠弘君) これより順次採決を行います。 ○議長(助川忠弘君) 採決は、押しボタン式投票をもって行います。 議案に賛成の方は青色の賛成ボタンを、反対等を主張し、賛成できない方は赤色の反対ボタンを押してください。 会議規則により、いずれのボタンも押さず在席しているときは反対ボタンを押したものとみなされますので、御注意願います。 ○議長(助川忠弘君) まず、議案第25号について採決いたします。 賛成、反対ボタンを押してください。              〔投  票〕 ○議長(助川忠弘君) 押し間違いはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 以上で投票を終了いたします。 投票総数35人、賛成34人、反対1人、よって本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(助川忠弘君) 次に、議案第26号について採決いたします。 賛成、反対ボタンを押してください。              〔投  票〕 ○議長(助川忠弘君) 押し間違いはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 以上で投票を終了いたします。 投票総数35人、賛成24人、反対11人、よって本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(助川忠弘君) 次に、議案第27号について採決いたします。 賛成、反対ボタンを押してください。              〔投  票〕 ○議長(助川忠弘君) 押し間違いはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 以上で投票を終了いたします。 投票総数35人、賛成24人、反対11人、よって本案は原案のとおり可決されました。                    〇 ○議長(助川忠弘君) 日程第6、委員会提出議案第3号を議題といたします。              〔末尾参照〕 ○議長(助川忠弘君) 提出者に趣旨説明を求めます。日暮議会運営委員長。              〔議会運営委員会委員長 日暮栄治君登壇〕 ◎議会運営委員会委員長(日暮栄治君) ただいま議題となりました委員会提出議案第3号について趣旨説明をいたします。 本案は、柏市議会議員報酬等支給条例の一部を改正する条例の制定についてでありまして、議員の期末手当の支給割合を引き下げようとするものであります。文案は、お手元に配付のとおりであります。何とぞ全員の御賛同をいただきますようよろしくお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ○議長(助川忠弘君) お諮りいたします。 本案については、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 ○議長(助川忠弘君) 委員会提出議案第3号について採決いたします。 賛成、反対ボタンを押してください。              〔投  票〕 ○議長(助川忠弘君) 押し間違いはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 以上で投票を終了いたします。 投票総数35人、賛成35人、反対ゼロ人、よって本案は原案のとおり可決されました。                    〇 ○議長(助川忠弘君) 日程第7、休会に関する件を議題といたします。 お諮りいたします。 明11月28日から12月2日までの5日間は休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(助川忠弘君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 ○議長(助川忠弘君) 以上で本日の日程は終了いたします。 次の本会議は、来る12月3日定刻より開きます。 本日はこれにて散会いたします。               午後 1時38分散会...